ユニオリズム・カルテット/エロゲー レビュー

<パッケージ>

<商品概要>
ブランド: CLIP☆CRAFT
定価: ¥8,800 (税込¥9,504)
発売日: 2015/01/30
メディア: DVD-ROM
ジャンル: 少女騎士学園恋愛ADV
JANコード: 4530758150024
原画: 天坂隆志、和真、兼臼たと(SD原画)
シナリオ: 新ヰユキヒロ、sh@i
音楽: 清水淳一、TGZ SOUNDs、MUNYOT SOUNDS、Team-OZ

サブジャンル : アドベンチャー
カテゴリ: 学園、女戦士・騎士、バトル、恋愛


己が誇りにかけて、気高い乙女たちと決闘を勝ち抜け!
CLIP☆CRAFT 2ndタイトルは、騎士養成学園で闘うお嬢様たちとのラブロマンス。
世界的な競技となった “フェーダ(決闘競技)” に挑む凛々しいヒロインたちとの、バトルあり、恋愛ありの学園生活のひと幕が描かれる。

ヒロインたちとは大会を通じて仲間として支え合い、時に異性として絆を深める。 そんな王道の展開が繰り広げられ、
原画・天坂隆志氏が描く肉感的で濃密なエッチシーンも多彩に用意!

<ストーリー>
中世に生まれた “儀式決闘(フェーデ)” が、いつしか世界を熱狂させる競技 “決闘競技(フェーダ)” へと変わり、戦う者を 騎士 と呼ぶようになった世界――

騎士育成学園に通う近衛アキトは、転入してきたアルビオン国の王女・ユリナ姫の計らいで彼女の騎士団(ユニオン)に参加し、学園で行われている 大決闘祭(ヴァルトーク・フェーダ) で優勝を目指すことになる。

無名だったアキトは仲間と一緒に大会を勝ち進んでいく中で、個性豊かな強敵と剣を交え、
その度に成長し、周囲にもその名が知れ渡っていく。

果たしてアキトたちは大会を勝ち進むことができるのか――
今、己の技と誇りをかけて、最強を目指せ!

>>レビューの

<実際にプレイしてみての感想>
 とても『ラノベ的』でした。いい意味で。
はい、ということで『騎士』という名の戦闘民族達による一つの大会を巡ってのストーリーを主軸としたゲームでした。やはり血は争えないのか・・・。
主人公である天河 近衛アキト」が、約1か月半の実家での修行を終えて、『騎士』育成最高峰の学校である「キャメロット」に帰ってきたところから物語は始まります。実際学校と言っても授業風景や「大会」以外の学校行事はほぼ空気なので、まぁ「騎士訓練生」であるということだけ覚えておけばいいですね。

そんな帰省中に見かけた一人のお姫様である「ユリナ (ユリフィーナ・ソル・エレアノルト)」と再び出会うことで、騎士としてのストーリーが始まっていく・・・と。

ちょっとでもラノベを読んだことが有ったり、またラノベ原作のアニメを見た人なら、なんとなく「ラノベっぽい構成だなぁ」と思うでしょう。
事実
1.高嶺の花だと思っていたお姫様騎士は実は「昔からの知り合いで、約束を交わしたほどの仲」であった。

2.お付きの従者は最初ツンケンしているが、だんだん認めてくれるうちに攻略対象になっていった。

3.お姫様の妹君は、姉から好きな人の武勇伝などを散々聞かされて「王子様」だと思っていた。

4.高飛車お嬢様騎士に対して、無名であるはずの主人公が、倒せないまでも善戦することで記憶に残るような人になる。ついでに素直になれないチョロインキャラ設定

5.学園内でも最強で通っているようなかなり高貴な方に物怖じせず近づいていくことで、その人に興味を持たれ、次第に心を許し合う仲になっていった。

と、メインヒロインだけを挙げてもかなり「騎士姦 既視感」があるでしょう。
またこれ以外にも魅力的なサブキャラ、本気出すと強い親友ポジ、厭味ったらしいメガネ、最強キャラ続々、とある意味狙ってるんじゃないかと思うほどに、らしい設定があります。

またストーリーも結構王道で、自信の秘められた力を駆使して、主人公が敵をどんどん倒していき、ヒロインを惹きつけていき、ラスボスを倒しハッピーエンド・・・

ここで!重要な、そしてラノベとは決定的に違う点が一つ!それは
 「しっかりとエンディングを迎えること」だあああああああああ!
別に世のラノベ全部がエンディングを迎えていないとは言っていません。ですがあまりにも引き伸ばされ、増えるヒロイン増えるフラグ、増える主人公設定とある意味キリがありません。
ですがそこはエロゲー、しっかりと着地点を見つけ、しっかりとハッピーに終わってくれます。各ヒロインにしっかりとエンディングもあり、さらにはサブキャラにもしっかりとシーンがあります。
ラノベにありがちな「なんでこんな好みの可愛い娘がメインヒロインでもないんだろうなぁ」という悩みをしっかり解消してくれるのはエロゲーだけです。そしてこのゲームは特に顕著です。
特に、立ち絵のある女性キャラ全てにエロシーンが1個以上用意されている、というのはとても、とっても好感が持てます。終盤でちょろっとしか出てこないようなキャラとかでも、最初からいるけどなんとなく空気になってしまっていたキャラとかでも、皆平等に主人公とイチャります。これはラノベじゃ出来ない芸当ですよね。

一見「ラノベ的」というと、穿った考え方で「紋切型っていう意味で貶してないか?」とか思われるかもしれません。事実、ストーリー構成に関してはかなり短縮されていますし、(普通のラノベのように何冊も掛けて一つのイベント、という訳にはいきませんから短縮されます) それ故に「よくある構成」と見られるのは仕方ないでしょう。騎士大会と言えど「騎士」の部分だけ変えてメインの職業変えれば色々転用できそうですし。事実「これ前にどっかで似たの見たなぁ」とか思うこともあります。
それでも、それ故の魅力があります。それは「安定している」ということですね。ネタ的にもストーリー的にも、もはや騎士というのは日本限定でしょうが幅広く知られているジャンルでしょう。「くっ殺」とかそういう方向性でもね。
また騎士でも武士でも、本質的には「近接武器による近接戦闘」が主流です。つまり「時代劇などでもある殺陣」がシーンのメインに据えられます。そのためシーンが複雑になる心配があまりないので分かりやすくなりやすい、と言うのがあると思います。
そして何より、そのストーリーの単純さ故に「逆転活劇として面白い」というのがあります。問題は正面から切り伏せる!強敵に対しては秘められた力で対応!ぶっちゃけ王道すぎますが、それ故に「ここからどう逆転するんだろう」と、ある種の期待を抱かせてくれます。

まぁちょっとポジティブではありますが、ラノベ的でも案外悪くないです。このゲームはさらにラノベじゃ出来ないこともやってくれますからね。(ヒロインとの直接的なセックス描写的な意味で)

まさに「ラノベとエロゲー双方のいいところを取った」感じのゲームでした。メイドさんが実は強いのはお約束ですよ。えぇ。

余談で「戦闘シーン」について話しますが、これもまた悪い意味でラノベ的でした。いやまぁ表現に限界があるのは仕方ないのですが、剣戟を音と文章、それと絵で表現するのであれば、もうちょっと「剣の軌跡」のCGのバリエーションとか増やしてほしかったなぁなんて。
そういう意味では「千の波濤、桃花染の皇姫」における「動く3DCGにおける剣の軌跡」は、剣戟の表現の先に行った感じがします。単純な1枚絵のスライドではなく、リアルタイムに動くのでまさに「軌跡を目で追える」んですね。あれはよく考えると上手い表現ですね。
ついでに言えば「立ち絵で上下左右に縦横無尽に動く」ということも余りなく・・・そういう意味では騎士メインなのに戦闘描写がちょっと残念かな、という感じはしました。ちなみにこれを上手く使って表現していたと思うのは「恋姫夢想シリーズ」などのBaseSon系ゲーム(戦国恋姫とかも)、後はインレの忠臣蔵47+1とかも、主人公含めた「キャラ全員の表情や動き」が良くて、エロゲーなのに「見ていて面白かった」という感想を抱きましたね。本来読み物であるはずのエロゲーをここまで映像的に動かすか、という感じでした。
まぁこれらはまたそれをレビューするときにでも話しますかね。

<オススメ度>
・エロ
サブヒロインもいるなら、さぞメインヒロインのシーンの数は絞られているだろうと思いの方!安心してください。ボリュームたっぷりです。ト○ポです。
メインヒロインは序盤後半あたりから参加するシルヴェリアを除いて一人当たり6シーン、シルヴェリアは5シーン、サブキャラサブヒロインも、一人当たり1シーンから2シーンと、かなり豪勢な仕様になっています。
またシーンの尺もそれなりにあり、1シーンあたり2発、女性の絶頂は数知れず、とそんな感じでした。何より主人公の精液射出量がとんでもなくですね、「いや出し過ぎだろ」と賢者タイム中であれば思うこと必至です。結合部が白濁で見えねぇ。
中出し外出しなどの選択肢も基本ありません、男は黙って種付け孕ませ!(ボテはありませんし外出しもありますけどね)

ヒロインのビジュアルに関しても文句なしですね。可愛いのはもちろん、胸は大小揃っていますし、大きな胸でも小さな胸でも、乳首がプリっとしているのが特徴的でした、エロすぎんよ。
さらにトロ顔が基本なので、普段のキリっとした顔とのギャップも楽しめます。ほんとギャップに弱いな俺。

全体のシーン数は40です。個人的にはもうちょっと十兵衛(かなえ)にシーン数割いて欲しかったなぁなんて、一応主人公のさらなる力を引き出した好敵手ですし。
あと眼帯オフにして「こんな姿見せるの・・・お前だけなんだからな・・・///」とかそういうのが欲しかった、欲しかった(血涙)

・ストーリー
ラノベ的と言いましたが、王道、ということですね。厳しい修行生活から戻ってきた主人公を出迎えたのは学園での騎士大会。ひょんなことから「色付きの騎士」と言われるヒロインと「白騎士」である主人公が対戦。隠された実力によって辛くも一撃をもぎ取り印象を残す。その後お姫様の騎士団に入って大会に参加していくことになる・・・主人公を待つものは・・・?

的な感じです。ベッタベタですが、だからこそいい感じです。最近だとハンドレットなるラノベアニメがそれっぽい王道進行で話題になりましたよね、「この時代にまさかのこれかぁ!」的な感じで。いや自分は見ていないんですけど。
まぁ偶にはこういう王道もいいもんですよね。最初ちょっと触ったときに「うっわなんだこのベッタベタなストーリー、しまっとこ」と最近までやっていなかったのは内緒。

・その他特記事項
↑で上げたほかにも、割とラノベっぽい感じがありますが、全部暖かい目で見てください。例えば「何故か女子の比率が多い高レベル騎士」とか「妙に持ち上げられる最初の方の主人公」とか「クッソ強い過去を持つメイドキャラ」とか「親父が最強でした」的なものも、全部含めてです。
偶にはね?偶には。
<サンプルCG>

<総評>
総評としては「ラノベのいいところとエロゲーとしてのいいところを上手く噛み合わせて、さらに痒い所に手が届くゲーム」です。ハーレムルートこそないですけどね。
個別ヒロイン全てにルートとシーンが設定されているって最近も中々無いんですよね、魅力的なヒロインが攻略不可であることはザラです。その点このゲームは立ち絵のある女性キャラならエッチ出来るので良かったです。

ただのラノベじゃエロシーンも個別ルートもない、官能小説とか二次元ドリノベじゃ何となく臨場感が無い、普通のエロゲーじゃ魅力的なサブヒロインは攻略できない・・・そんな悩みをまとめてブチ込んだのがこのゲームと言えるでしょうね。
恋姫とかのゲームが好きならコイツは合うでしょうね。

<リンク>

ユニオリズム・カルテット 通常版

ユニオリズム・カルテット

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