影人葬 /エロゲー レビュー

<パッケージ>

影人葬

7,840円

<商品概要>
ブランド: TinkerBell
定価: ¥8,800 (税込¥9,504)
発売日: 2016/10/28
メディア: DVD-ROM
ジャンル: 悪夢顕現サイコサスペンスADV
JANコード: 4538355200937
品番: TB-062
原画: saxasa、あいだまき
シナリオ: 小峰久生、斉島煌

サブジャンル : アドベンチャー
カテゴリ: 館、サスペンス

<ストーリー>
“ぬちゃり”
嫌な音を鼓膜に感じて、男は目を覚ました。
いや、もうずっと目は覚めていたのかもしれない。
部屋の中は金色に満ちていた。
夕映え。
くっきりと浮き上がる、“何か”の姿。
――なんて。
何て美しい、
――ああ……
恍惚と、男はため息をつく。
「綺麗だなあ」
囁く、声。陶然とした、蠱惑的な声。
男の声は柔らかで、穏やかだ。
男は(――男?)夕日に染まった手を伸ばし(――これは)、椅子に座らせた人形を見た。
黄金色の光が、窓から一杯に入り込んでいる。
その神々しい光を、“人形”は全身に受け止めていた。……

絶海の孤島に、その屋敷は黒々と聳えていた。
探偵・三津木を招じ入れたのは、妖艶な未亡人と愛らしい双子の兄妹。
誘われるまま、けれど待ち受けていたのは現実と非現実とが入り交じる悪夢の夜。
血の記憶。
肉の温みと、鼓膜をつんざくあの、悲鳴。
いとけない少女の声は、夕映えの中、密やかに囁く。

「お か え り な さ い」

>>レビューの

<実際にプレイしてみての感想>
 一発目で真実にたどり着いた結果、物語の全貌がよくわからないまま終わるマン
 それは・・・私だー!!
 ・・・えぇ、何故かとんとん拍子に行ってしまいました。途中の「即死系選択肢」での分岐ミスはまぁそこそこあったんですが、なんだかんだ軸ルートは間違っていなかったのか、犯人発見まで行ってしまいました(それでも蒼子が今後どうなったかは分からないルートエンドだったのでグランドかは分からないんですけどね。)
 
 という訳でこの作品は「絶海の孤島にある屋敷に”招かれた”警察と探偵を取り巻く、エロありグロありのサスペンスストーリー」となっています。個人的にグロテスク成分とエロティック成分のバランスは6:4くらいかなと思いました。エロい部分はエロいです。

 ただ「猟奇ホラーサスペンス」ということもあってか非常に出てくるCGがエグいものも多く、エロシーンにも食い込んでくるあたりがさすがだなぁと。エロに集中、という訳には行きませんでした(もちろんエロのみのシーンもありますけどね)
 
 個人的に「犯人は・・・主人公かこいつだろうなぁ」とアタリを付けていたらそれが見事に当たってしまったので、意外性としてはそこまででもないかな?頭すっきりした状態でプレイするほうがいいかもしれませんね。
 主人公を疑わしいと思ったのはもちろん「その演出のため」であるんですが、他のもう一人に関しては「なんとなく」でした。ということで結構演出面も光る部分があったり。

 サスペンスでありミステリー要素も「探偵」というキャラが居る以上ありました。ただそれ以上に後半、結構物語に引き込まれる部分もあって、ミステリー抜きにしても面白かったです。

 ただ選択肢が結構多くて、それ故に「枝が膨大」なんですよね、ゲームクリア一直線で行くと回収できるエロシーンは全体の10%くらいになるんじゃないでしょうか。セーブを分けて、総当たりで行くしかないですねこれは・・・ちょっと面dゲフンゲフン
 

<オススメ度>
・エロ
 シーン数は50以上、一部エロシーンの中にもグロテスク成分が含まれていることが有ります。基本バッドな展開で進行していきます。エロシーン自体は結構アヘ顔とか潮吹きとかあったりしてエロ要素は強めなものが多いですが、それ以上に「リョナ要素」が目立っちゃうんですよね。例えば「身体の一部を傷つけながらのセックス」とか、「多量の出血が見えてるセックス」とかがそうですかね。「おっエロいじゃーん!」とか思って意気揚々と致し始めると、途端にエグい要素が入ってくるので注意が必要です。
 「寧ろそれで興奮するんや!」という人はきっとよりエロく感じるんでしょう。
 
 ついでに、エロシーン自体は「ストーリー内で連続して起こる」訳ではないので、例えば由利の処女喪失シーンは何度もあります。エロCGの中に血液描写が多いのもそのためでしょうね。

 ちなみに勘違いしてはいけないのは、「エロの中にグロあり」というシーンだけでなく、「グロの中にエロあり」というシーンもあるということです。前者は「エロシーンの中にいきなりグロ要素、リョナ要素をぶっこまれる」ため、ぶっちゃけびっくりします。一方後者は「初めはグロい要素こそあるが、その後行われるシーンはとてもエロい」というものです。両方あるのが良いところ。

 多少のスカ要素もあるよ。
・ストーリー
 物語的には「孤島の中で犯人を捜す」というよりは「自分自身が何者なのかを見つけた結果犯人があぶり出される」という感じだったので、ミステリー要素自体はそこまでありません。選択肢分岐はありますが、基本は「自分を疑う」と真実にたどり着けるでしょう。
 まぁそれで犯人は意外ではあったので楽しめました。ただシーン回想画面のアレだけは残念、アレはダメですね。あれだけで勘付く人だっているでしょうに。

<サンプルCG>

<総評>
 総評としては「エロあり、グロありの猟奇サスペンス、属性的には詰め込んでいるがやってることは寧ろシンプル」ですかね。基本猟奇ですけど。
 ちなみに「明確な殺人描写」は、作品全体の猟奇描写に比べると寧ろ少ないです。死人自体は出ていますけどね。結構あっさりヤったりしますので、それ自体はそこまで記憶に残らないかなというところ。まぁ殺すこと自体が目的の作品ではないのでそりゃそうなんですけど。

 ちなみにクリア後は「声優さんへのインタビュー」みたいなものもありました。裏話が聞けて面白いかも。

<リンク>
影人葬

影人葬