DRACU-RIOT!/エロゲー レビュー

<作品表紙>

DRACU-RIOT!

6,995円

<商品概要>

「脱童貞!」(それでも素人童貞です)
構造改革特別区 海上都市 『アクア・エデン』
カジノや風俗などが合法となった、日本で唯一の特別な島。
その島に、大きな目的を掲げてとある学生は訪れる。彼の目的は 『童貞を卒業すること』 だった。
そんな彼の友達でもある主人公・六連佑斗は、大それた目的のことなど知らぬまま、友達とのただの旅行を楽しむために海上都市を訪れる。

その都市で、佑斗は誘拐事件を目撃!
見過ごすことはできないと、その誘拐事件に首を突っ込んだ佑斗は―― なんと 『吸血鬼』 になってしまうっ!!
吸血鬼となった佑斗は本土に戻ることができず、海上都市で暮らすことに……。
しかしそれは、これから始まる物語のほんの入り口にしか過ぎなかった。

真夜中に授業が行われる学園に、月夜を闊歩するクラスメイト (※吸血鬼) たち。
これまで体験したことのない常識外れな大騒動に胸を躍らせていく。

そうして、吸血鬼と人間が共生する海上都市で、甘く切ない夜の物語が幕を開けるのだった――

<実際にプレイしてみての感想>

・作品について

・作品全体について

この作品は「童貞捨てるつもりが、人間辞めてました・・・!?海上都市で起こる『吸血鬼』たちとのラブコメディー!」という感じのAVG形式のエロゲーです。
エロゲーとしての完成度が非常に高い作品でしたね。
同じセリフパートでもコロコロと変わる表情や、何だかんだで熱いストーリー
エッチシーンが非常にエロい、さらには隠しキャラありと、プレイしていて楽しかったです。

また「ゆずソフト特有の充実したエロシーン」も勿論あります。
各キャラ最低4シーン以上のエロシーンの保証がまずありますし、
オート進行で30分以上あるようなシーンも各ヒロイン一つ以上はあります。
BGV(バックグラウンドボイス)も完備している上、そのレパートリーも多いです。
「抜きゲーという括りではない」はずなのに、抜きゲーよりもエロいとさえ思えるほどエロシーンに力が入っていましたね。

ちなみに各ヒロインのエロシーン内訳は
・矢来 美羽:5シーン(本編4、EX1)
・布良 梓:5シーン(本編4、EX1)
・稲叢 莉音:4シーン(本編3、EX1)
・エリナ・オレゴヴナ・アヴェーン:5シーン(本編4、EX1)
・隠しヒロイン:6シーン(本編2×2、EX1×2)

※隠しヒロインのエロシーンは直前の選択肢でまるっと内容が変わるため、実質6シーンとなっている。

個人的にこの作品をレビューするにあたって、どうしても紹介したいものが2つあります。
1つ目は、俺TUEEE系主人公と言うと語弊がありますが「主人公がかなり活躍するストーリー」というのが大好きで、
この作品ではそれがしっかりとあったという所ですね。ストーリー中も「吸血鬼異能バトル!」と言う感じで、能力使用描写がかなり熱いです。

2つ目は、2017年現在においても未だに「No.1可愛い上にエロいエロゲーヒロイン」だと思っている「矢来 美羽」について、
エロシーンにおけるエロの濃さも含めて紹介したいと思います。
(まぁそこまでエロゲーをやり込んでいるという訳でも無いんですがw)

・熱いシーンがちらほらあるストーリー

この作品では、主人公を含め主要キャラは大体が「吸血鬼(ヴァンパイア)」という存在になっています。
特徴としては
・人間より身体能力は上
・一人に一つ、何らかの「特殊能力」を持つ(例外も存在し伝説の吸血鬼として恐れられている)
・流水やニンニク、日光に十字架など、いわゆる「一般的な弱点」は克服されている一方、海水に滅法弱い(海上都市が舞台であるというのはそういうこと)
・人間が吸血鬼の血を体内に入れると「吸血鬼」となってしまう(後天的に吸血鬼となる人間もいる)

という感じですね。
この「吸血鬼」の設定を使った戦闘描写、シーン描写が中々熱いんですね。
「テレキネシス」の力を使い、チンピラたちの銃弾を止め、そのままそっくり跳ね返したり、
「硬化」の力を使った主人公が、車に轢かれそうになっているヒロインを抱きながら、もう片方の手で力づくで止めたり、
挙句の果てにはミサイルを受け止めて都市崩壊を阻止したりと、かなりスケールの大きいものまであります。
メインヒロインシナリオの全てにそういった見どころシーンというのがあるのが良かったですね。

能力系バトルが好きと言うのは勿論あるのですが、それ以上に「主人公が主人公らしく活躍できているストーリー」が大好きなんですよね。
バトルメインの作品ではないのでそこまで本格的ではありませんが、物語の盛り上がりがしっかりとあるのが素敵でした。

・魅力的なヒロイン「矢来 美羽」について

この作品ではメインヒロイン4人、また隠しヒロインとして1人の合計5人が居ます。
もちろんどのヒロインも良いところ、エロいところがあって好きなのですが、
その中でも一番衝撃を受けたのが「矢来 美羽」というヒロインの存在だったんですね。

何が魅力か、という事について簡単に説明しますと、

☆性格、内面等の魅力

・主人公が物語の中で最初に会うヒロインである。
「大人の女性アピール」をするために淫語をちょいちょい使うが、その度に顔が真っ赤になってしまう。
・根はかなり真面目で誠実、主人公とも対等の関係を築く。
・原義的な意味でのツンデレ風な性格、またかなり一途で嫉妬深く、好きになった主人公が他の女性(子供)とデレデレしていると怒るほど独占欲が強い。
・怒るどころか、後半の愛が深まってきたタイミングになると「浮気した浮気した浮気した・・・」と呪詛のように連呼。実力行使に出ることもしばしば。

☆見た目、ルックスの魅力

・赤髪ジト目、また髪はかなり長い。
・制服は軍服風、また帽子やリボンが可愛い。
・作中では巨乳な方、形が良く揉みやすそうな胸をしている。

☆エロシーン等の魅力

・喘ぎ声が大きい、そしてエロい。またかなりイきやすく、ゆずソフト特有の「ヒロイン連続絶頂」の被害に合いやすい(息も絶え絶えになる場面もしばしばある)
・ところが本人は負けず嫌いで誘い受けのドM気質ということもあって、いつも主人公にイジメ抜かれている。

☆それ以外の魅力

・CVが夏野こおりさん、ぶっちゃけ美羽で好きになった。
・喘ぎ声やキス音声、フェラチオ音声などがストライクだった。
・ヤンデレ演技が堂に入っている感じが素敵、efのみやこもそうだったっけか。

・・・長い!と思いつつ、ついつい書いてしまいました。
それくらいこのキャラには魅力があるということなんですよ!
主人公が「複数の能力を使える(伝説の吸血鬼の特徴と一致)」と言う事を知り恐怖し、それでも主人公に対して謝罪の意も込めて「殴りなさいよ!」と言ってきたり、
その後またなんやかんやあってぎくしゃくしてしまう関係の中で、怖気づいた主人公に自分から「好きなの!」と言ったりと、
しっかりと「自分の芯を持ったキャラ」というのが何より素敵なんですよね。しかもそれがしっかりプレイヤー側にも見えるような描写であるというのが素敵でして。

流されるまま、ほだされるまま「主人公、好き♡」ではなく、しっかりと経緯があって恋人の位置に収まっているのが良い感じです。
上で「原義的なツンデレ」としたのはこの事ですね。
本来ツンデレは「普段はツンツン、二人きりの時はデレデレ」と言うものではなく、
「時間経過の中で嫌いor無関心だった主人公の事を知り、少しずつ好きになる自分の気持ちに気付き、結果恋人になる」というものなんです。
その上で、周りに人がどれだけ居ようが主人公とイチャイチャするとしても本来の意味のツンデレは生きているんですね。

つまり美羽は「ツンデレヤンデレ巨乳赤髪淫乱可愛いヒロイン」と滅茶苦茶属性を持っています。
それでもしっかりとヒロインとして確立されているっていうのでまた好きになりますね。

これだけ書きましたが、他のヒロインたちも美羽相応に魅力的な部分が多いです。
人間と吸血鬼の違いに苦悩したり、自分のアイデンティティを探していたり、吸血鬼の中でさらに異端だと自覚しながらそれでも生きていたり、
ゆずソフトはキャラゲー、なんて言われることもありますが、この作品は「良いキャラゲー」です。キャラが立っている。

・イラストについて

イラストは「むりりん」さん「こぶいち」さんのコンビで、とても綺麗に描かれていました。
またSDキャラは「こもわた遙華」なので、とても可愛い感じになっていましたね。

・ストーリーやテキストについて

上でも書きましたが良い意味でのキャラゲーではあります。
ただ「シナリオも滅茶苦茶面白いか?」と言われると即答はちょっとし辛いかな、という印象。
各シナリオしっかりとエンディングまでありますが、色々な設定を撒きつつ、しっかりと回収できていないかなと言う感じはありますね。
グランドルートと言うものは無く、あくまで「このヒロインと添い遂げた場合の世界」が描かれるためです。
全てのキャラの個別ルートをクリアして、それぞれのピースを繋げば設定は回収できているのかな?という感じではあります。

ゆずがキャラゲーだと言われるのはこの辺りもあるのかもしれませんね。
個人的にはシナリオよりキャラ重視でもいいかなと思いますが。

・操作感やユーザビリティについて

一般的なAVGにおけるオプションの他、チャプターごとのスキップやバックログによるシーンバック、
またエロシーンにおける選択肢の固定、BGVの個別調整可など、一度クリアした後でもプレイしやすい環境に出来るのが良いですね。
特にスキップやシーンバックはルート回収などには役立ちました。
エロシーンにおける選択肢固定も、射精前にわざわざ選ぶ手間が省けるのでより没入出来て良い感じでした。

・ストーリーやエロなど作品のボリュームについて

シナリオは勿論の事、エロシーンのボリュームは兎に角凄いです。
シーン数22(25)もそうですが「中身が濃い」のが良いですね。
ゆずソフトは兎に角「ヒロインをイかせまくる」のが好きですから、1シーンに5回6回イくのはザラです。
結果的に息も絶え絶えになってしまったヒロインを「もうちょっと頑張って、俺イってないから」とさらにイジメる主人公も良くあることです。
そういう意味でボリュームは非常にあると言えますね。

何より、2017年現在でも十二分に通用するエロさというのが良いですね。美羽のエロシーンとか未だにエロいと思いますし。

・この作品の「良いぞもっとやれ!」という点

・作品全体を見て

色々な点においてかなり素敵な作品ではあるのですが、やはり私は「魅力的なヒロインが居る」という部分が良かったですね。
美羽が最高過ぎました。私のツンデレ好き、ヤンデレ好き、ジト目好き、連続絶頂好き、その他もろもろの嗜好の何割かは美羽から来ていると言っても過言じゃないです。
どの要素も突出している訳では無いのですが、この程々さが良いですね。

・エロ要素を見て

各ヒロインのエロシーンはそれぞれ特徴がある(会話パートが多い、少ない等)のですが、
個人的には会話少な目、喘ぎ声オンリー多めというのが堪らなくエロいと思いますね。
まぁ正に美羽のエロシーンな訳ですが(一応エリナとかもそうです)
BGVの喘ぎ声も合わさって「ずっと喘いでいる」のがエロくて良かったです。BGVのワンループも結構長めのため、マンネリ感が少ないのが良いですね。

・この作品で「こうするともっと良いなぁ」と思う点

・作品全体を見て

悪い点は無いですね。期待していた通りに、期待していた以上の物が得られる作品だと思いますね。

<サンプルCG>

<リンク>

DRACU-RIOT!